神通寺報 6月号をアップ。ご法話は、「法統継承にあたって」。 by asato52gou 27/06/2014 | 4:32 2 Posted in 神通寺報 先日は、会議で京都のご本山へお参りしてきました。 中央教修に関わる多くのスタッフ達と顔を合わながらの、話し合いのひとときでした。 さて、神通寺報 2014年6月号を公開しました。 今月のご法話は、「法統継承にあたって」。 専如門主の消息より、教団が進めている運動の背景を紹介しながら、 「自信教人信」のおこころをいただきます。 201406Houtou_Keisyou お読みいただいたら、コメント欄に感想を残していただけるとうれしいです。 (1062) Related Posts 神通寺報11月号をアップしました。テーマは「人生そのものの問い」。 出張から帰り、11月の神通寺報の印刷を済ませ、ご門徒さんにお配りしました。遠方の方には、こちらからカラー版PDFファイルをダウンロードしてご覧頂けます。先月22日にこの世のいのちを全うした、キリちゃんのご縁を通して、私に […] 神通寺報10月号をアップしました。ご法話は「如来のよび声」。 一気に寒さが増した17日、あわてて本堂にストーブを設置。ご門徒の皆さまも、厚着でお参り下さいました。お越しいただいた皆さんと、正信偈を唱和した後、住職よりご法話。今月のご法話のテーマは「如来のよび声」。FB仲間のやすだ( […] About Author asato52gou Comments 大島 三千雄 28/06/2014 | 12:59 門主 消息 本文の 「釈尊の解き明かされた 阿弥陀如来のご本願の救いは・・・」 というところが どうしても気になってしまいます。現代仏教学では、釈尊の 教え(上座部仏教)と 大乗仏教の違いが、 かなり 常識的にとらえられるようになってきたのではないかと 考えておりますので、 釈尊の教えと阿弥陀如来の本願を結びつける思考には かへって違和感を覚えるのです。 返信 あさと@管理人 28/06/2014 | 4:49 おそらく、仏教学的な視点を中心に考えると、大島さんの仰ることの方が「常識的」なのかもしれませんね。 もう一点、親鸞聖人が顕浄土真実教行証文類を撰述された趣旨からすると、阿弥陀如来のお心が先にあって、この世に釈迦如来を出現させ、仏法を説かれたというのが、み教えの受け止め方ですよね。 「それ真実の教を顕さば、すなはち『大無量寿経』これなり。この経の大意は、弥陀、誓を超発して、広く法蔵を開きて、凡小を哀れんで選んで功徳の宝を施することを致す。釈迦、世に出興して、道教を光闡して、群萌を拯ひ恵むに真実の利をもつてせんと欲すなり。 」 だとすると、指摘いただいた消息の文言は、仏教学的視点でもなく、真宗的視点でもないということになっちゃいますか。(^_^;) そのあたり、どうなんでしょう?? 返信 Leave a Reply コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です名前 * メール * サイト このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。
門主 消息 本文の
「釈尊の解き明かされた 阿弥陀如来のご本願の救いは・・・」
というところが どうしても気になってしまいます。現代仏教学では、釈尊の
教え(上座部仏教)と 大乗仏教の違いが、 かなり 常識的にとらえられるようになってきたのではないかと 考えておりますので、 釈尊の教えと阿弥陀如来の本願を結びつける思考には かへって違和感を覚えるのです。
おそらく、仏教学的な視点を中心に考えると、大島さんの仰ることの方が「常識的」なのかもしれませんね。
もう一点、親鸞聖人が顕浄土真実教行証文類を撰述された趣旨からすると、阿弥陀如来のお心が先にあって、この世に釈迦如来を出現させ、仏法を説かれたというのが、み教えの受け止め方ですよね。
「それ真実の教を顕さば、すなはち『大無量寿経』これなり。この経の大意は、弥陀、誓を超発して、広く法蔵を開きて、凡小を哀れんで選んで功徳の宝を施することを致す。釈迦、世に出興して、道教を光闡して、群萌を拯ひ恵むに真実の利をもつてせんと欲すなり。 」
だとすると、指摘いただいた消息の文言は、仏教学的視点でもなく、真宗的視点でもないということになっちゃいますか。(^_^;)
そのあたり、どうなんでしょう??